皆さん、おはようございます。ここ関東地方のど真ん中の埼玉県行田市は冬晴れの寒い朝となっております。

全国の皆さん、TBSの陸王では大変お世話になりました。行田と言えば「足袋の行田」として有名でしたが、最近は和服を着る方が少なくなり衰退しておりました。

今回の陸王での経済効果はなんと1か月あたり10億円を越える事が確実になったそうです。その足袋の町行田を一時的でも再興して頂ける良い機会となりました。

全ての行田市民、市にとって「陸王」は、行田市の永久の宝物となりそうです。

さて本日ご紹介する画像は、22日のブログでご紹介致しましたが、その続報となります。果たして前回のブルーイオンはどうなったか？とても興味深く撮影を試みました。

パンスターズ彗星（C/2016 R2)から撒き散らしたブルーイオンは彗星痕として見事に残って輝いておりました。海外の画像を拝見してもあまり取り上げておりませんが、とても珍しい光景です！

ご覧の通りパンスターズ彗星の尾は勾玉の様に彗星痕の方向に棚引いています。こんな珍しいブルーのパンスターズ彗星をどうぞご覧ください。

今はおうし座のアルデバラン（ヒアデス星団）付近を11等級程で移動中です。今後は満月に向かって一直線、ブルー色が強いので月光下では撮影は困難となる事でしょう！

またバーストして綺麗なイオンに包まれることを祈りたいと思います。次回の新月期がまた楽しみになってきました。

＜撮影日時＞
2017年12月23日22時36分47秒から
露出3分×10枚コンポジット（メトカーフ）
総露出（30分）
IDAS LPS-D1フィルター使用
若干のトリミングあり
＜撮影機材＞
タカハシFSQ-106ED+645レデューサー(380ｍｍ F3.6）
Central DS ASTROD810 ISO1600
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT40+LodestarX2　
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
フォトショップCS6にて調整
FlatAideProにて画像調整
＜撮影場所＞
栃木県栃木市にて
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