皆さん、おはようございます。今日の埼玉県北部は、連日の冬晴れの非常に良いお天気が続いております。今朝は最低気温2度と久々に冬らしい気温と成っていますね!

新月期の週末と言う事で何時もなら遠征に出掛けている事が多いのですが、今回は麦蒔きと体調不良が続き延期とさせて頂きました。

ようやく咳き込む時間も少なく成り、やっと快方方向に転じて来ました。今週中には1回くらい観測に出掛けたいと思います。

お月様の撮影機会も増え天体写真が少なく成っておりますので、この辺で11月の新月期に撮影していた
作品をご紹介させて頂きたいと思います。

冷却CMOSカメラに移行して以来APS-Cサイズと言うこともあって少し拡大気味な画像となります。

今回の対象はふたご座のM35&NGC2158散開星団ですので、フルサイズのカメラの方が良かったかと思いますが、これはこれで良しとしたいと思います。

M35.2024.11.03.WebⅧ



ちょこっと地味な感じもしますが、ふたご座のカストルの足元で輝いている大きなM35散開星団は私は大好きな散開星団の一つです。

双眼鏡で眺めるとM35のすぐ右下で輝いているNGC2158星団も同一視野に入って来ますが、このNGC2158は集中度高い散開星団ですので、星の密集度の様子を見比べるのも面白いかと思います。


<撮影日時>
2024年11月03日 27時00分18秒から
露出5分×10枚   加算平均(σクリッピング)コンポジット 
若干のトリミングあり  LPS-DTDフィルターにて撮影
<撮影機材>
ビクセンR200SS+EXPH 焦点距離1120mm (F5.6)
ZWO ASI 2600 Pro 1号機 ゲイン200  オフセット50  
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
PixInsight Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>