皆さん、おはようございます。今日の埼玉県北部は、季節風の吹くちょこっと寒い朝を迎えております。

最高気温16度最低気温9度とあっと言う間に冬がやって来た感じですね!今日の西風が木枯らし1号と成るのでしょうか?

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)彗星も大夫遠くに行ってしまいましたが、長焦点の望遠鏡や望遠レンズで撮るとまだ大彗星そのままです。

夕空に低く位置していた頃は、彗星没時間との勝負で一つの望遠鏡を扱うのがやっとでしたが、地平高度が30度を超えると撮影も余裕をもって観測出来ます。

私の場合はビクセンSXP4赤道儀にタカハシFSQ-106ED望遠鏡とシグマ150mmF2.8レンズで撮影して来ましたが、今回はタカハシε-160ED鏡筒でも撮影してみました。

イプシロン160鏡筒は16cmハイパーポラロイドカメラEDレンズを携えてのF3.3の明るさは伊達では無く去り行く紫金山・アトラス彗星を見事に捉えてくれました。


紫金山・アトラス彗星.2024.11.03.ε-160.WEbⅣ

屈折のFSQ-106ED望遠鏡で撮影した画像ではプラチナぽい色をしておりましたが、イプシロン160EDで撮影したものにはゴールドの色が綺麗に写し出されておりました。

何時ものように縦構図での作品もご紹介させて頂きますね!


紫金山・アトラス彗星縦画像.2024.11.03.ε-160.WebⅣ


もう一本のビクセンR200SSでも撮影しましたがそちらはちょっと悪戦苦闘しております。



<撮影日時>
2024年11月03日 19時51分18秒から
露出32秒×16枚  メトカーフコンポジット
若干のトリミングあり  LPS-DTDフィルター
<撮影機材>
タカハシ ε-160ED 焦点距離530mm (F3.3)
ZWO ASI2600MC Pro 2号機 ゲイン200  
ビクセンAXJ赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
PixInsight Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>