皆さん、おはようございます。今日の埼玉県北部は、久々に良く晴れております。例年でしたらもう梅雨に入る時期ですが、今年は梅雨入りが相当遅く成りそうです。

今日の最高気温は31度ともう真夏の暑さですね!湿度がまだ比較的低いので耐えられそうですが、外仕事では身体に堪えそうです。

昨日から田んぼへの入水が始まり今週中にも田植えが始まりそうです。雨の中での作業は大変なのでこのまま良い天気でお願いしたいものです。

さて本日ご紹介する画像は、へび座で輝くM16わし星雲であります。位置的にはへび座とたて座の境界付近にあります。

星雲の広がった形が空を飛ぶ鷲の姿に似ていることから、海外ではイーグル星雲(Eagle Nebula)とも呼ばれております。


M16わし星雲2024.05.04.WebⅧ

このM16わし星雲は昔から多くの天文ファンに広く知られた天体ですが、その当時は拡大して撮影されることは少なく、直ぐ南で輝くオメガ星雲M17と共に写される事が多い天体でした。

しかし、ハップル天体望遠鏡が「創造の柱(Pillars of Creation)」と言う星雲中心部拡大写真を発表して以来、デジタル機材を使ってわし星雲の拡大撮影に臨む天文ファンが増えて来ました。

M16わし星雲創造の柱2024.05.04.WebⅦ

薄いピンクの中にこちょこちょと立っている少し濃い部分があるかと思いますがこれが「創造の柱」と呼ばれるものです。この「創造の柱」は、ZWO ASI533 Mc Pro辺りで長拡大で撮影しても良さそうですね!

私なんかの作品では、ちょこっと無理が有りますがとても美しい領域ですね!



<撮影日時>
2024年05月04日 26時34分24秒から
露出6分×10枚コンポジット (加算平均(σクリッピング))
相当のトリミングあり 2枚目はトリミング拡大 LPS-DTDフィルターにて撮影
<撮影機材>
タカハシ ε-160ED+EX 焦点距離800mm (F5.0)
ZWO ASI 2600 Pro 2号機 ゲイン200  オフセット70  
ビクセンAXJ赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
PixInsight Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>