皆さん、おはようございます。今日の関東地方は、典型的な冬型の気圧配置となり雲一つない晴天の朝を迎えております。気温もマイナス2度まで下がり極寒ですね!

新型コロナウイルスも東京では約1万人となって来ました。埼玉県でも2400人を超えました。どの位迄多くなるのかとても心配になります。

さて本日ご紹介する画像は、ふたご座の足元で輝く愉快な仲間たちの星雲星団達となります。

ふたご座のM35散開星団付近は、フイルム時代から良く撮影して来た星域となります。冬の天の川の微恒星をバックに散光星雲や散開星団が輝くとても楽しい領域です。

画像の右上に輝く美しい散開星団がM35であります。望遠鏡で覗くと超美しい散開星団です。M35散開星団の右下にはNGC2158と言う散開星団がコバンザメのように伴っております。

中央左寄りには、湯気を上げた茹でたてのタコが鎮座しております。これがクラゲ星雲IC443天体です。

画像の右下には、顔を真っ赤にした逆さまの孫悟空星雲ことモンキー星雲が輝いております。尚モンキー星雲は境界上オリオン座に属しております。

s-ふたご座の星雲星団.2021.12.10


<撮影日時>
2021年12月10日 26時07分24秒から
露出5分×16枚 σクリッピング  IDAS LPS-D1フィルター使用
総露出80分  
若干のトリミングあり  
<撮影機材>
タカハシFSQ-106ED+645RD 
焦点距離380mm (F3.6)
Central DS ASTRO 6D ISO1600
ビクセンAXJ赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2 
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>