皆さん、おはようございます。今日の関東地方は太陽ギラギラのど快晴な朝を迎えております。高気圧が日本列島にドカンと居座り今日も真夏日30度越えは間違えなさそうです。どうか皆さん、熱中症には十分ご注意下さい。いよいよ今週末より田植え作業が始まります。今日も代かき作業頑張ります。お~(笑)

さて本日ご紹介する画像は、夏の定番いて座のM8干潟星雲海外ではラグーン星雲と呼ばれております。どこが干潟星雲と言われても?どうか皆さん想像力を効かせて眺めて下さいませ!

M8干潟星雲は地球からの距離5200光年で視直径90′×40′ととても大きなHⅡ領域の輝線星雲です。普通はM20三裂星雲とセットで撮る事が多いですが、今回は敢えてR200SSEXを付けての大伸ばしで撮影してみました。

干潟星雲の所々にボック・グロビュールと呼ばれる小さく丸い暗黒星雲の塊が見えるのが特徴です。この塊は分子雲の密度の高い部分が自己重力で収縮し、やがて原始星となって輝き始める直前の段階にあるものと考えられております。


干潟星雲.2021.06.08.WebⅦ

<撮影日時>
2021年06月09日 23時10分24秒から
露出5分×16枚コンポジット(σクリッピングにて)
相当のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>