皆さん、おはようございます。今日の関東地方は午後から雨が降ると言う事で、曇りの天気となっております。時折小雨がパラついております。午後から雨と言う事で新緑の季節には緑が一層鮮やかと成りそうです。

さて本日ご紹介する画像は、沈みゆくプレアデス星団(七姉妹)です。プレアデス星団(M45)は、おうし座の「雄牛の首」のあたりに位置する散開星団であります。地球からの距離は約400光年、。実直径は約12光年、視直径は約110分(満月の約3.7倍)です。

漢名では「昴(ぼう)」和名では「すばる」と呼ばれております。比較的近距離にある散開星団であるため、肉眼でも輝く五個から七個の星の集まりを見ることが出来ます。

狭い範いに青い小さな星が密州した特異な景観を呈しており、昔から多くの記録に登場し、各民族で星座神話が作られてきました。

おうし座の「雄牛の顔」のあたりにはもう一つの散開星団であるヒアデス星団が位置しております。ギリシャ神話では、ヒアデスは巨人アトラスとアトラスの間に生まれた七人姉妹とされており、プレアデスの七人姉妹とは異母兄弟の関係にありおます。


プレアデスの七姉妹.2021.03.14.WebⅦ

<撮影日時>
2021年03月10日 21時19分12秒から
露出5分×16枚 σクリッピング  IDAS LPS-D1フィルター使用
総露出80分  
若干のトリミングあり  
<撮影機材>
タカハシFSQ-106ED+645RD 
焦点距離380mm (F3.6)
Central DS ASTRO 6D ISO1600
ビクセンSXP赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2 
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>