皆さん、おはようございます。今日の関東地方は高気圧が北日本を覆うため関東地方では太平洋から湿った空気が流れ込み、一日くもりのお天気となりそうです。

政府は昨日新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、大阪、兵庫、宮城の3府県を対象に「まん延防止等重点処置」の適用を決めました。尾身会長がおっしゃる通り今月から開始が予定されている高齢者へのワクチン接種が終わるまでが正念場となりそうです。

さて本日ご紹介する画像は、撮影には決して向いていない妙義山にて撮影したさそり座のカラフルタウンです。妙義山では東方の光害が酷く、そこから抜けるのを待って撮影しなくてはいけないからです。

今回は若干フライング気味に撮影を開始した為、光害カブリが酷く画像処理に手を焼きましたが、何とか作品にすることが出来ました。

このカラフルタウンは、天体写真ファンにはお馴染みのさそり座はアンタレス付近の画像となります。さそり座の一等星の周辺は、全天の中でも最も美しいとされる星域です。ちょうど5角形の形をした星々の周りに、色とりどりの星雲が取り巻いております。

後半雲の来襲もありわずか16枚の画像しか使用できませんでした。もう少し時期が過ぎたら完璧なカラフルタウンを撮影したいと思います。

カラフルタウンⅢ.2021.03.14.WebⅧ

<撮影日時>
2021年03月14日 26時38分24秒から
露出5分×16枚 σクリッピング  IDAS LPS-D1フィルター使用
総露出80分  
若干のトリミングあり  
<撮影機材>
タカハシFSQ-106ED+645RD 
焦点距離380mm (F3.6)
Central DS ASTRO 6D ISO1600
ビクセンSXP赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2 
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>