皆さん、おはようございます。今日の関東地方は、雲一つない快晴の空となっております。地元熊谷の予想気温も20℃超えとなり春爛漫の陽気となりそうです。ソメイヨシノも間も無く満開となりそうです。

春の銀河祭りも最盛期の状況ですが、球状星団もとても見頃な時期となっております。本日ご紹介する画像は、北天一大きな球状星団ヘルクレス座のM13となります。

見かけの大きさは、約23分と大きいので、大きな望遠鏡で覗くと中心部まで星に分解し、球状星団が密集した星の集まりである事が分かります。

30年ほど前に初めて買ったタカハシMT-130で見たM13の素晴らしさは、今も鮮明に覚えております。最近は各地の観測地でドブソニアン40cm鏡で見る機会もあり、これは時代の流れですね!

ヘルクレス座のM13球状星団は、我が地球から25,100光年で直径110光年あります。もちろん銀河系宇宙の構成メンバーで、数十万個の恒星を含んでおります。

どうぞヘルクレス座が早く昇るこの機会に、是非望遠鏡で覗いてみて下さいね!


ヘルクレス座のM13.2021.03.10.WebⅦ

<撮影日時>
2021年03月10日 22時45分24秒から
露出5分×24枚コンポジット(加算平均)
若干のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>