皆さん、おはようございます。今日の埼玉北部は、空一面くもりのお天気となっております。最高気温の予測も一けた台の9度と肌寒い予報となっております。皆さん、今日は暖かくしてお過ごし下さい。

本日ご紹介する画像は、IDAS・Nebula Booster NB1(ネビュラーブースターNB1)を活用して撮ったペルセウス座のカリフォルニア星雲(NGC1499)でございます。

ご存知の通りNB1フィルターは、星雲の主要4輝線であるHα・Hβ・OⅢ、SⅡ付近の波長域のみを透過させるナローバンド干渉フィルターです。

さてNB1フィルターで撮ったカリフォルニア星雲の写りはどんな物でしょうか?結果はやはり星雲全体がよりボリューミーに表現されたかと思います。

長時間露光で撮られたカリフォルニア星雲は、形がアメリカ合衆国のカリフォルニア州によく似ている為にこの名がつけられております。表面輝度が非常に低いために殆ど肉眼では見る事は出来ません。写真に撮るとご覧の通り伊勢えびの様な形が浮かび上がります。

カリフォルニア星雲.2021.02.13.WebⅧ

<撮影日時>
2021年02月13日 20時06分12秒から
露出5分×16枚 IDAS LPS-D1 露出5分×16枚 IDAS NB1フィルター使用
総露出160分  
相当のトリミングあり
<撮影機材>
タカハシFSQ-106ED+645RD 
焦点距離380mm (F3.6)
Central DS ASTRO 6D ISO1600
ビクセンSXP赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2 
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>