皆さん、こんにちは。今日の関東地方は季節風が強く吹く一日となっております。北西の風に乗って大量の花粉が舞っているようです。もう最悪でございます。鼻水くしゃみが半端ないです。

さて本日ご紹介する画像は、りょうけん座にある渦巻銀河でM63ひまわり銀河でございます。銀河の形が何処となくひまわりに似ていることからこの愛称が付けられたようです。

M63銀河は天の川銀河とほぼ同じ10万光年の直径を持つとみられます。M51銀河やM101銀河と同じM51銀河群に属しています。1850年にロス卿が渦巻構造を発見した14の銀河に含まれるなど、早くからその渦巻き構造が知られた銀河の一つです。

M63ひまわり銀河は視等級8.6等、地球からの距離2670万光年で1779年にピエール・メルシャンによって発見されております。

りょうけん座はマイナーの星座ですが、このM63ひまわり銀河の他にもM51子持ち銀河、M106銀河などの大きな銀河が点在していますので、一緒に観望してみると面白いです。


ひまわり銀河.2021.02.10.WebⅦ

<撮影日時>
2021年02月10日 27時10分24秒から
露出5分×24枚コンポジット(σクリッピング)
相当のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>