皆さん、おはようございます。今日の関東地方は微風快晴のとても良いお天気となっております。気温もマイナス2度でとても寒い朝であります。皆さん春までもう少しです。体調には十分留意ください。

新型コロナウイルスもやや下火となっておりますが、まだまだの感じがしますね!日夜頑張ってくれている医療関係者の皆様にワクチン接種が始まった事は嬉しい限りです。

さて本日ご紹介する画像は、私も大好きな銀河の一つでもあるおとめ座にあるソンブレロ銀河です。M104ソンブレロ銀河は、おとめ座に存在する渦巻き銀河です。地球から見ると丁度銀河面を横から見る事になりますので、銀河を横に走る暗黒帯がとても良く分かります。

M104銀河はおとめ座に在りますが、おとめ座銀河団のメンバーではないと考えられております。この銀河の実直径は50,000光年140,000光年まで文献によって様々な説が存在しています。ハップル宇宙望遠鏡によってM104銀河の画像が撮影された際の解説によれば、距離2,800万光年、直径約50,000光年で質量は約8,000億太陽質量とされております。

M104銀河のハローには大規模な球状星団が存在するとの事です。大きな望遠鏡では少なくても数百個の球状星団を見る事が出来ます。実際には驚くことに約2,000個以上の球状星団が銀河本体を取り巻いている様です。

また最近の観測された高分解能画像によるとM104銀河のハローが非常に大きな領域に広がって存在していることが明らかになっているそうです。

ソンブレロ銀河.2021.02.07.WebⅦ


<撮影日時>
2021年02月06日 25時26分24秒から
露出5分×20枚コンポジット(σクリッピング)
相当のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>