皆さん、おはようございます。暑い暑い残暑が続いておりますが如何お過ごしでしょうか?今日の関東地方は曇りの天気で一時雨のはっきりしないお天気となっております。

さて本日ご紹介する画像は、ペルセウス座流星群の時に撮影したケフェウス座のIC1396散光星雲でございます。

IC1396散光星雲はケフェウス座で輝いているとても大きな散光星雲です。その大きさは夏の代表格の北アメリカ星雲をもしのぐ程ですが、明るさは大変淡く肉眼で見る事はできません。

IC1396散光星雲は、画像処理技術が発達していない頃は難物の天体と呼ばれていた星雲です。最近ではデジタル機材を使って、より美しくダイナミックに表現できるように成って来ており、IC1396の中で輝くvdb142(象の鼻)と言う暗黒帯ですらクローズアップ撮影出来るようになっています。


s-IC1396.2020.0812.玉原高原」.WebⅣ

<撮影日時>
2020年08月12日 23時42分24秒から
露出5分×16枚 σクリッピングコンポジット
総露出80分 
若干のトリミングあり
<撮影機材>
タカハシFSQ-106ED+645RD 
焦点距離380mm (F3.6)
Central DS ASTRO 6D ISO1600
ビクセンSXP赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2 
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>