皆さん、おはようございます。一向に明けない今年の梅雨、やはり8月にずれ込みそうです。予想はしていましたが、本当に残念な今年の梅雨と成りそうです。

さて本日ご紹介する画像は、先月20日に聖地浄土平に行った時に撮影したたて座のM11散開星団付近の星域でございます。

たて座はいて座とわし座の間にあり、いて座から流れる天の川銀河に沿って、北方向に目を向けると見つかります。

丁度この辺りは、周りと比較して銀河がたいへん濃くなっており、いて座のM17付近のスタークラウドと並んでスモールスタークラウドとも呼ばれております。

M11散開星団は、肉眼でも見る事ができ、集中度が高い散開星団なので、ぼんやり彗星状に見えます。

この画像でもお分かりかと思いますが、太い夏の天の川銀河を暗黒星雲(暗黒帯)が覆いつくす勢いとなっております。


s-シグマ105mmF1.4によるM11付近.2020.06.20.WebⅦ

<撮影日時>
2020年06月20日 22時55分24秒から
露出1分×20枚コンポジット(σクリッピングにて)
若干のトリミングあり
<撮影機材>
シグマ105mmF1.4DG Art  (絞りF2.8)



キャノンEOS 6D(HKIR改造)
ユニテック SWAT-350V-specにて自動ガイド

<画像処理>
ステライメージ8にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>