皆さん、おはようございます。今年の梅雨は私たち天文ファンに取ってはとても悩ましい天気となっております。

この梅雨空の中、やはり梅雨の無い北海道で撮ったネオワイズ彗星の画像が目を引きます。本当に大彗星に成っています。2006年南天で発達したマックノート彗星に匹敵するのではとのもっぱらの噂です。

星友のぴんたんさん達は今北海道へ行かれているとの事です。羨ましい限りであります。仕事の都合等もありますので凡人の私達はそんな簡単では無いので、出たとこ勝負で晴れを見つけて動くしかありません!

さて本日ご紹介する画像は、星降る福島県浄土平で撮影して来たバンビの横顔付近の銀河です。それにしても網の目のように連なる暗黒帯がとても見事です。

作品の中には夏の星雲星団の総合商社並みに多くの天体が写し出されております。梅雨明けしてから爽やかな高原等に出掛けられた時にどうぞ双眼鏡等で眺めて頂けたらと思います。


s-シグマ105mmバンビの横顔.2020.06.20.WebⅣ

<撮影日時>
2020年06月20日 21時57分24秒から
露出5分×16枚コンポジット(σクリッピングにて)
若干のトリミングあり
<撮影機材>
シグマ105mmF1.4DG Art  (絞りF2.8)



キャノンEOS 6D(HKIR改造)
ユニテック SWAT-350V-specにて自動ガイド

<画像処理>
ステライメージ8にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>