皆さん、こんにちは。今日の関東地方は、梅雨の晴れ間の蒸し暑いお天気となっております。皆さんもご存知の通り海外や北海道等で撮られたネオワイズ彗星の画像をみて羨ましく思っている事と思います。

中々明けない日本の梅雨は何とも悲しい限りです。こうなったら来週の新月期までに梅雨明けを祈るばかりです。

さて本日ご紹介する画像は、星降る群馬県妙義山で撮影した「バンビの横顔」付近付近の星雲星団達でございます。

いて座付近は、天の川銀河の星々が濃くなった部分で、中でも「バンビの横顔」と呼ばれる部分は、小鹿の横顔に見える事から夏の天の川の中でも天文ファンに大変人気がある領域です。

画像左上にはオメガ星雲M17があります。M17はいて座に属する散光星雲で3つの星座(いて座、へび座、たて座)の境界付近で輝いています。


s-シグマ150mmF2.8によるバンビの横顔.2020.06.WebⅣ

<撮影日時>
2020年06月16日 22時46分13秒から
露出5分×16枚コンポジット(加算平均にて)
若干のトリミングあり
<撮影機材>
シグマ150mmF2.8Apo Macro  (絞りF3.5)



キャノンEOS 60Da
ビクセンSXP赤道儀にて自動ガイド
<画像処理>
ステライメージ8にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>