皆さん、おはようございます。今日の関東地方は、雲も厚く典型的な梅雨時の天気となっております。新型感染症の感染者がちょっと目立ちますが先ずは三蜜を無くして手洗いうがいアルコール消毒で乗り切りましょう!

さて本日ご紹介する画像は、福島県磐梯吾妻スカイライン浄土平で撮影したいて座の干潟星雲(M8)とかラグーン星雲と呼ばれている散光星雲でございます。

やはり夏の散光星雲と言えば、まず最初に思い浮かぶのがこの干潟星雲(M8)かと思います。この干潟星雲はいて座で輝いているとても美しい散光星雲で、明るく大きいので双眼鏡でも容易に観測可能です。

だいたい干潟星雲(M8)と三裂星雲(M20)を一緒に入れて撮る事が多い散光星雲ですが、今回初めて単独で撮影してみました。

中心部がかなり明るい天体なので画像処理がとても難しい対象ですが、丁寧に頑張って処理してみました。どうぞご覧ください。

s-干潟星雲.2020.06.20.浄土平.WebⅦ

<撮影日時>
2020年06月20日 22時28分18秒から
露出5分×20枚コンポジット(σクリッピングにて)
若干のトリミングあり
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
Central DS ASTRO D850 ISO1000
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>