
皆さん、おはようございます。ゴールデンウイークも足早に過ぎ去り来月には我々天文ファンの敵の梅雨時のシーズンがやって来ます。
さて本日ご紹介する画像は、星降る会津高原にて撮影したM16わし星雲の単独画像となります。この日の会津高原は微風快晴で透明度も文句なしの星空となりました。
M16わし星雲はへび座とたて座の境界上にある散光星雲&散開星団です。中心部の散開星団付近は明るいので、空の条件が良ければ小さな双眼鏡でも確認できますが、外側のワシ星雲の大きな広がりは淡いので肉眼で見ることはできません。
今回は会津高原の抜群の空の下で3時間ほど露光してみました。このM16は中心部と周辺部の輝度差が大きいので、処理がなかなか難しい天体です。時間を掛けて念入りに画像処理をしてみました、どうぞご覧ください。
<撮影日時>
2019年5月4日23時2345分24秒から
露出5分×36枚 σクリッピングコンポジット
総露出180分
若干のトリミングあり
<撮影機材>
ビクセンR200SS+コマコレクターPH
焦点距離760mm (F3.8)
Central DS ASTRO D850 ISO1600
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ8にて画像処理
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>
福島県会津高原にて
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