皆さん、こんにちは。新月期もあっという間に遠ざかり早くも満月期に突入ですね!台風15号の影響も最小限に収まりそうですね?多少風は強くなっておりますがここ関東地方は久々の晴天となっております。
このまま被害が出ない事を祈りたいと思います。

最近はFSQ-130ED+645RD仕様からF3レデューサー仕様に替えて撮影しておりますが、広写野故に若干ではありますがフラットが合わずFSQ-130ED+F3レデューサーのパフォーマンスが発揮出来ておりませんでした。

先日、星友のmdhn1999さんと赤城山遠征に行った時、晴れて来るのを待ってフラットフレームの撮影に挑みました。私は、星見屋さんのLEDフラットジェネレーターを活用してフラット画像を撮影しております。

今まで月夜にコンビニのレジ袋を使ってスカイフラットを撮影した経験もありましたが、今一であった事から最近はLEDフラットジェネレーターを使用しています。

今回赤城山にて撮影したフラット画像及びダーク画像を使用して良質なフラット画像を得られましたので、直近で撮影したアンドロメダ大星雲の画像を再処理してみました。
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こちらが今一フラットが合わず光量ムラの目立つアンドロメダ大星雲の画像となります。やはりフラットムラがあると画像処理に於いて微妙な匙加減が全く出来ません。周辺光量の低下は致命的となります。
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こちらが私が愛用している星見屋さんのLEDフラットジェネレーターです。大は小を兼ねると良く言いますが、210mm用を使用しています。税込み30,363円はちょこっとお高いですね!製品のままでは明るすぎるので私の場合はCSTにて可変抵抗を付けて頂きました。
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赤城山でのLEDフラットジェネレーターによる撮影風景は撮って来なかったので、模擬的に自宅玄関にてフラット撮影風景を撮影してみました。
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いずれにしてもワンランク上の天体写真を作り上げるには、良質なフラット画像が必須です。完璧なフラットフレームを作り上げるには、もう少しフラットフレームの画像処理技術も必要のようです。
こちらが実際に使用したフラット画像となります。
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今後とも天体写真の生画像及び良質なフラット画像の撮影に精進して行きたいと思います。