FSQ-130EDによるりょうけん座のまゆ銀河（NGC4490) : のぼうの星

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皆さん、こんばんは。立春も過ぎましたが、北風を伴うこの寒さは体に堪えますね！西日本特に中国地方の大雪はとても心配ですね。これ以上被害が拡がらない事をお祈りしたいと思います。

本日ご紹介する画像は、りょうけん座にあるまゆ銀河（NGC4490）と言う不規則な銀河です。長い事天文をやっていますが、初めての撮影となります。

なぜこの銀河を撮ったかと言うとステラショットのおすすめ天体の中に偶々合ったからであります。(笑)
このまゆ銀河（NGC4490）は、すぐ近くに写っている伴銀河（NGC4485)と相互作用によって銀河の腕が引き延ばされ不規則な形をした系外銀河となっております。

ユニークな形から「まゆ銀河」と呼ばれており、同じりょうけん座の中でも「子持ち銀河」「ひまわり銀河」と供に春の有名天体の一員となっております。

しかしながら、良く写りますが、とても小さくFSQ-130EDの焦点距離455ｍｍでは、ちょこっと役不足でありました。最低でもエクステンダーを使って撮らないと駄目ですね！HⅡ領域も多く含まれますので、Hαを含むナローバンド撮影が最好かと思います。

この天体は、mdhn1999さんやぴんたんさんにお願いしたいと思います。（笑）

2017年01月25日25時18分39秒から
露出 6分×12枚コンポジット（加算平均）
総露出（72分）
IDAS LPS-D1フィルター使用
相当なトリミングあり
＜撮影機材＞
タカハシFSQ-130ED+645RD(455ｍｍ F3.5）
Central DS ASTRO6D ISO1600
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT40+LodestarX2　
PHD2にてオートガイド
ステライメージ7にて画像処理
フォトショップCS6にて調整
＜撮影場所＞
栃木県栃木市にて