皆さん、こんにちは。本日も最強寒波の襲来により、ここ関東地方でも寒さの底に入っております。昨日も風花が舞い驚きましたが、今日も雪雲が流れ込み何時風花が舞っても不思議ではありません。

引続き北風の強い一日となっておりますので、火の取り扱いには十分注意して頂きたいと思います。

今回もお借りしているフォト・ビジュアル屈折望遠鏡タカハシFSQ-130ED+645RDによるおうし座のプレアデス星団(M45)の画像となります。

ご覧の通りプレアデス星団の周囲に淡い分子雲が広範囲に広がっているのがわかります。 また、淡い星雲の色合は微妙に異なっているようで、青色だけでなく、やや薄茶色い部分もあります。
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2枚目の画像は、「スバル」の愛称で広く親しまれている、「プレアデス星団」のトリミング拡大画像となります。

プレアデス星団は、若い星々が集まった散開星団です。 肉眼では6~7つほどの星の集まりに見えるため、「セブン・シスターズ」と呼ばれております。 双眼鏡を使うとさらに多くの星が見えて、美しい星々を楽しむことができます。

かえって天体望遠鏡では倍率が高くなりすぎ、観望しにくい天体のひとつです。 ご覧の通り写真に写すとセブンシスターズの周りに青い星雲が写るので、天体撮影ファンには特に人気のある撮影対象です。
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プレアデス星団は、使用する光学系や仕上げ方によって様々な姿を見せてくれるので、年に何回撮っても飽きることがありません。

2016年12月28日20時52分17秒から
露出 6分×12枚コンポジット(加算平均)
総露出(72分)
IDAS LPS-D1フィルター使用
若干のノントリミングあり
※2枚目は1枚目のトリミング拡大画像です。
<撮影機材>
タカハシFSQ-130ED+645RD(455mm F3.5)
Central DS ASTRO6D ISO1600
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT40+LodestarX2 
PHD2にてオートガイド
ステライメージ7にて画像処理
フォトショップCS6にて調整
<撮影場所>
山梨県都留市にて