皆さん、おはようございます。今日の埼玉県北部は、高層雲は広がっておりますが晴れの良い天気と成っております。予報では曇りの一日となるはずでしたが、そうでもなさそうです。

昨日は暑い中でした、一応すべての圃場の除草剤蒔きを終えました。最近オヒシバと言う草がはびこってとても困っています。

そのオヒシバ対策もあってバスターと言う高価な除草剤を散布をしてきたのですが、根まで枯らさないので、2~3週間で直ぐ生えてきてしまいます。

やはり除草剤はラウンドアップ マックロードに限るようです。根まで枯らして優秀です。オヒシバ対策には別のザクサを混ぜれば良いかもです。

さて本日ご紹介する画像は、8月の新月期に新潟県魚沼高原にて撮影したはくちょう座の北アメリカ星雲(NGC7000)です。

夜も短い事もあって最近赤道儀3台体制で臨んでおりますが、この日はタカハシε-160EDには、キャノン EOS 6D HKIR改造機で臨みました。

Central DS製の ASTRO 6DもD850には、IDAS LPS -D1フィルターを使用しておりますが、今回はノーフィルターで撮影してみました。

光害の無い魚沼高原ではノーフィルターでも色鮮やかな北アメリカ星雲が撮影出来ました。自宅以外ではこの組み合わせも良いかもです。

今回の撮影では焦点距離が530mmと言う事も合って、ペリカン君には遠慮して頂きました(笑)

北アメリカ星雲.2023.08.11.星の家WebⅨ


はくちょう座の北アメリカ星雲は、夏から秋にかけて見頃を迎える散光星雲です。はくちょう座の一等星デネブの直ぐ隣りで輝いております。

とても大きな散光星雲ですが、Hα光と言う特定の波長で輝いている為に残念ながら肉眼で見る事は難しくなっております。

銀塩写真からデジタルに移行されてからは、特に良く写る様になりましたので、天体写真ファンには
とても人気がある被写体となっております。


<撮影日時>
2023年08月11日 21時04分24秒から
露出5分×16枚コンポジット (σクリッピング)
若干のトリミング あり
<撮影機材>
タカハシ ε-160ED 焦点距離530mm (F3.3)
ニコン ASTRO D850 ISO6400  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXJ赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
PixInsight Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>