皆さん、おはようございます。今日の埼玉県北部はやや雲は広がっておりますが、雨は降っておらず概ね曇りのお天気となっております。

昨日は「きたあかり」と「とうや」と言うジャガイモ掘りをしました。二種類共ジャガイモを10Kgづつ植え付けましたので、兎に角すごい量です(笑)コンテナ10箱ぐらい取れたのではないでしょうか?

特に出荷することも無くご近所や親戚に差し上げる為に作っております。欲しい方はご一報ください。

さて本日ご紹介する画像は、福島県南会津高原にて撮影したいて座にある三裂星雲M20でございます。

M20は三裂星雲の愛称で親しまれているメジャー天体で、夏のいて座の中に輝いております。三裂星雲と言う愛称は、星雲の中に暗黒星雲が走り、あたかも散光星雲が三つに裂けているように見える事から名付けられました。

夏の代表的な一つに数えられておりますが、見かけの大きさは20′ほどで大型の球状星団と同じくらいの大きさしかありません。

三裂星雲は北側の青い部分と南側の赤い部分から成り立っており、二つは星雲の種類が異なります。北側の青い部分は反射星雲で、星雲を構成するガスは電離せず、たた恒星の光を反射して輝いています。

一方の南側の赤い部分は輝線星雲に分類される星雲で、電離した水素ガスが存在しており、再結合した時に生じるエネルギーで輝いているとされております。


M20三裂星雲.2023.06.17.WebⅧ


<撮影日時>
2023年06月17日 20時55分18秒から
露出5分×16枚コンポジット (σクリッピングにて)
相当のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
PixInsight Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>