皆さん、こんにちは。今日の関東地方は、雲一つない快晴の一日と成っております。弱いながらも西高東低の冬型の気圧配置ですのでしばらくこの良い天気が続きそうです。

娘と孫の住む秋田県はこの先ずーっと雪が続くようです。どうか風邪など引かぬように願うばかりであります。

さて本日ご紹介する画像は、きりん座で輝く渦巻銀河で冬から春にかけて旬の時期を迎えます。GC2403渦巻銀河は、メシエ天体には選ばれておりませんが、長辺20分程度の大きさがあり、明るさも9等級と立派な姿をしております。

もしもですね!NGC2403渦巻銀河がマイナーなきりん座ではなく、もっとメジャーな星座に在ったならもっともっと有名な天体に成っていた事でしょう!

このNGC2403渦巻銀河は、1788年にウイリアム・ハーシェルによって発見されました。M81銀河団の一員であり、地球からの距離は約800万光年と割かし近い天体でもあります。


NGC2403.2022.10.29.WebⅨ


<撮影日時>
2022年10月29日 24時00分24秒から
露出5分×16枚 (σクリッピングにて)
若干のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>