皆さん、おはようございます。今日の関東地方は、西高東低の冬型の気圧配置に伴い西風強い冬ばれの朝を迎えております。

超一級の寒気の南下に伴い、北~西日本の日本海側を中心に大雪と成りそうです。関西地方及び名古屋でも大雪と成りそうですので大変な事ですね!

さて本日ご紹介する画像は、ふたご座のクラゲ星雲(IC443)でございます。ふたご座の足元には、とても大きな超新星残骸が輝いています。その形から天文界ではクラゲ星雲と呼ばれております。

どう見ても茹タコにしか見えませんよね!おまけにタコの頭から大量の湯気が立ち上っております(笑)

画像に写っている明るい星は、右から3等星のη星とμ星です。このη星の直ぐ左に写るのがクラゲ星雲です。宇宙にゆらゆら漂って見える事からこの名が付けられたのでしょう!

このクラゲ星雲は、超新星爆発によって出来た星雲だと考えられております。重量級の星が年老いて爆発し、それに伴い吹き飛ばされて恒星ガスが漂って見えている事になります。

写真では、クラゲ星雲から噴き出してμ星の方に伸びる星雲まで写っております。これはシャープレスカタログではsh2-249の番号が与えられております。


s-クラゲ星雲.2021.11.妙義山

<撮影日時>
2021年11月13日 26時58分24秒から
露出5分×16枚コンポジット(σクリッピングにて)
若干のトリミングあり 
<撮影機材>
タカハシ ε-160ED 焦点距離530mm (F3.3)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>