皆さん、おはようございます。北日本にはクリスマス寒波がやって来ておりますね!ここ関東地方特に埼玉県は日本一晴天率が高い県と成っております。

昨日もお話はしておりますが、朝方の東天及び南西の空高くに見えておりましたレナード彗星も1月3日の近日点通過を前に我がのぼうの星天文台では撮影が大分厳しくなってきました。

秩父のお山だとSN比も高くクリアな画像が得られますが、光害のある当地ではこれ位の画像になってしまいます(´;ω;`)

レナード彗星の自転から隔日で明るく成ると予想されておりましたが、そのジンクスも崩壊しいよいよ減光に転じたようです。

只今けんびきょう座で光度は4等級くらいだと思います。まだPHD2の彗星核追尾は可能でございます。

事前の予想では最大光度が4等級程でしたので、バーストにより3等級まで明るく成った事を考えると大変有難かったと思っております。


レナード彗星.2021.12.23


こんな状況ですので白黒反転画像も加えさせて頂きますね!


レナード彗星.2021.12.23.白黒反転


今日は天気悪そうなのでこの土・日曜日が本当に最後に成るかと思います。後は南天の星見人の方々にお願いしたいと思います。

<撮影日時>
2021年12月23日 17時39分24秒から
露出30秒×20枚コンポジット(彗星核基準にてコンポジット)
相当のトリミングあり
<撮影機材>
タカハシ ε-160ED 焦点距離530mm (F3.3)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンSXP赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>