皆さん、こんにちは。今日の埼玉県北部は35℃以上の猛暑日となっております。予想気温は37℃ですのでまだまだ上がりそうです。私の三畳の書斎には、冷房が無く大変な事に成っております。取り敢えず扇風機2台をフル稼働しております(笑)

さて梅雨明け後の土曜日に群馬県赤城山にて撮影した網状星雲の東側(NGC6992~6995)をクローズアップした画像となります。

抜けの良い絶好の星空でしたので、月が完全に沈む前から露光を開始しました。兎に角夜露が酷かったのでちょっと心配でしたが何とか作品にする事が出来ました。

この網状星雲はおおよそ2万年前に超重量級の恒星が爆発した超新星の残骸であります。地球からの距離は1600光年の彼方にあり、今でも秒速100KM程度の速度で膨張を続けております。

ご覧の通りこの網状星雲は複雑に絡み合ったフィラメント構造がとても美しい天体です。


網状星雲NGC6992.2021.07.17.WebⅦ

<撮影日時>
2021年07月17日 22時42分24秒から
露出5分×20枚コンポジット(σクリッピングにて)
若干のトリミングあり 
<撮影機材>
ビクセンR200SS+エクステンダーPH 焦点距離1,120mm (F5.6)
ニコン ASTRO D850 ISO3200  LPS-D1フィルター使用
ビクセンAXD赤道儀にて
タカハシGT-40+Lodestar X2
PHD2にてオートガイド
ステライメージ  9 にて画像処理 
Photoshop CS6にて調整
FratAidoProにてフラット補正
<撮影場所>